ボックスベアリング横引き工法は、高架橋や電線など、上部障害物のある場所でボックスカルバートの移動・据付に有効な工法です。ボックスカルバートの敷設に伴ってクレーンを移動させることなく一箇所で降ろし、据付位置までベアリングで横引きし、移動・据付します。
NETS登録番号:KT-990571-V(旧番号)
Focus
ボックスベアリング横引き工法の特長
- 施工ヤードが狭くても、円滑な敷設作業ができます。
- 搬入作業(クレーン作業)と敷設作業(横引き作業)が分離でき、急速施工が可能です。
- 従来工法に比べて、掘削幅が小さくなります。
- 覆工板を設置すれば、地下内の作業のみとなり、上部の交通が開放できます。
- 敷設に伴ってクレーンが移動する必要がなく、降ろし場所が一箇所で敷設できます。
- 高架橋、電線などの上部障害物がある場所でも敷設作業が可能です。
- ボックスカルバートと基礎との摩擦が小さく、縦方向のPC緊張力が50%以下に低減できます。
- 縦断勾配10%までの施工が可能です。
- 従来工法に比べて、施工費の低減、工期の短縮、安全性の向上がはかれます。